48ft カタマラン 構造配置図
          Construction Profile
構造配置図は船体をどのような部品(船体、甲板、隔壁、など)で船体を構成するかを示す図面です。
詳細は載っていませんが、構造の基本の「キ」です

この図ではわかりませんが、構造の狙いをご紹介します、
1) 船体はFRP一体成型でメス型を作って左右2回積層します。
2) 船体はPVC(塩ビ)発泡材の軟質タイプを使ったサンドイッチ構造です。
    軟質塩ビはややたわみが大きくなるのでレース艇には使用されませんが、大きな特徴は
    座礁や衝突などでも変形して衝撃を逃がし、船体に孔が開く可能性が小さいです。
    また、FRP樹脂により少し溶かされるので大変強固にコアと外皮が接着します。
3) ボックスキールと船体も独立してボルト固定していますので座礁時により安全です。
4)  チャインにある程度幅を持たせ、積層構成を工夫して船体強度を持たせました
5) 左右の船体を連結するクロスビームは通常は左右船体と一体にすることが一般的ですが、
    クロスビームと船体の強力隔壁をボルト止めとしています。
    この結果、何らかの問題が生じても、部分的な補強がより容易にできます。
6) 中央船体を左右の船体が完成したあとでその間で積層します。
7) デッキ、キャビンの壁などは2m程度の小分けパーツとして製作時の取り回しを容易にします。