前回に阿修羅を見かけた時には気がつきませんでしたが、前にある看板の説明の中に阿修羅の略歴がGBRに行ったところまで紹介されていました。
単なる見世物ではなく、ちゃんと名前と経歴を紹介されると船としての人格が尊重されていたうれしくなります。
以前にも書きましたが、展示のための改造はほとんどされておらず、元のように組み立てることですぐにでも帆走できそうです。
阿修羅が今月はじめに帰ってきました。
現在、アメリカズカップハーバーのあちらこちらでレース開始に向けて、建築工事が行われています。この写真の背景港の上屋として歴史あるものらしいのですが、屋根の葺き替えが行われています。
ルイビトンカップが始まるころにはきっと立派にお化粧直しされているのでしょう。
阿修羅は最近の極端に幅の狭い艇に比べれば幅の広さが目立ちます。また、バウ(船首)の形状がすっきりしているところにひと昔前の艇でであることがわかります。

阿修羅が帰ってきました!                            2007−01−14