アメリカズカップハーバーを一回りしてもう一度立ち寄ってみると人が居ましたので声をかけてみました。なんと私が自己紹介始めようとすると「あなたTAROでしょう!」と言葉が返ってきました。
話してみると スキッパーのコナーさんと助手のサンドラさんでした。話を聞きましたが、小さい穴が開いていたところから水が入りコアがやわらかくなった所がほんの一箇所あった以外まったく修理はしていないとのことでした。実際ほとんどの艤装品もそのままでした。
この会社はほかにもAC艇を所有していて会社の催しものとしてチャーターするそうです。4人の船員とお客さんとでチームとなり二隻でマッチレースをするそうです。
会社のホームページを紹介されましたので見てみてください。
http://www.supersail.de/showpage.php?lang=2
http://www.supersail-valencia.com/
船内には大型のセールドライブが一台取り付けられていました。一台で馬力が十分か聞きましたが、それほど早くはないけど十分だといっていました。今度是非乗りに着てよと誘われました。JPN41もニュージーランドでチャーターボートになっていましたが、そちらもなかなかしっかりしていると好評でしたが、ちょっと丈夫に作りすぎたかなと反省したりしています。
韋駄天はデンマークのチャーターヨット会社、スーパーセイル社に買われてチャーターヨットとなりました。GBRから購入する前に何度か構造などメールや電話で相談されていましたのでその後のどうなったのかなと思っていたところでしたので見つけた時はわくわくしました。
今回、ルイビトンカップ主催者にチャーターされ、昼はルイビトンカップの招待者、夕方は個人客をとってバレンシアをセーリングするそうです。
見たところまったくJPN52当事と変わらない様子でしたので、問題なく使用されていると思われてうれしく感じました。
最初に見つけた時は人がいる様子でありませんでしたので写真を何枚かとるだけで残念でした。写真の後ろに左から中国、マスカルゾーネ、ドイツ、スペイン、スエーデンのベースキャンプが見えます。