テンダーの建造
テンダーは合板製仮メス型を使用して通常のFRP構造としました。
コアには塩ビ発泡材のビニフォームを使用しました。
浮沈構造として発泡剤を充填しています。
材料の入手方法などを確認するのも大きな目的です。
テンダーの特徴、仕様
カタマラン船尾の収納スペースに合わせた寸法、形状とした。
「カタマラン本船のテンダーはやはりカタマラン」とカタマラン船型とした。
船外機を取り付けたままで収納しやすい配置とした。
係留中に船外機で本船、他船を傷つけない配置とした。
他艇に傷つけにくい外周形状としてフェンダーを全周取り付けた。
海上係留時、雨水を自動排水できるように係留時、センターハルを水面上にした。。
両側船体の下部を発泡材で充填し、不沈として万一の場合の救助艇とした。
燃料タンク、バッテリー,安全備品を格納できるロッカーを備えた。
オールを格納するスペース、漕ぐための座席(スオート)を設けた。
本船吊り上げ収納のための強固な吊り上げポイントをつける。
スロープに乗り上げるためのキール滑り材をつける(未実施)。
一般的なFRP材料によるサンドイッチ工法の頑丈な船体とした。
テンダーの主要諸元
全長 4.5m
最大幅 1.6m
深さ 0.6m
排水量 (軽荷) 270kg
最大搭載人員 7 名
エンジン 5PS x 1台
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友人に撮ってもらった動画もあります