発音はむつかしい?
英語の発音はむつかしいでしょうか?
RとL、thの発音など悩んでいる人も多いことと思います。
実際、RとLのちがいや、thの発音は日本語には無い音ですので簡単と言ってしまうわけにもいきません。
実は英語と日本語でもうひとつ違うものがあります、アクセントです。
ではどうしたらいいでしょうか?
まず、発音をマスターするためのもっとも基本となることをお話します。
日本語のこと(だけ)を考えてみてください。
日本語のなかにも東京弁、大阪弁、名古屋弁、九州弁、東北弁、沖縄弁などたくさんの方言があります。
アクセントはまったくちがいますし、発音も意味も違うものがあります。
私は子供のころ何度も転校しましたので新しいところの方言を覚えるのは大変重要なことでした。
幸い、私はその素質が有ったらしく数週間で方言をまねられるようになりました。
アクセント、言葉の意味の違いなど、気をつけていれば結構わかります。
あとはそれを真似すればいいのです。
手始めに大阪弁をテレビの出演者になったつもりで物まねしてみてください。
自分でも結構うまくなったと思うようになればあなたは英語の発音をマスターできる基礎ができました。
大阪弁を全部マスターする必要はありません、まねのテクニックだけでOKです。
つぎに日本にはんらんしているカタカナ言葉を(いつもは日本語方言で発音したり、日本での意味で
使っていますが)英語弁で意味や発音をマスターしてください
単語のところで書きましたが、新しい単語を覚える前に、まずいつも使っているカタカナ言葉の
英語弁をマスターするほうがずっと楽です。
もちろん単語帳を自分で作ってもかまいませんがカタカナ辞典が100円ショップにあるのを利用する
方法もあります、但し、まず英語弁の意味と発音を辞書で確認する必要がありますが。
英語の発音を日本にいて直接聞く一番手っ取り早い用法は英語学校かもしれません。
でもほかにもあります。
米軍放送のFENは毎時にニュースと天気予報を流しています。
最近のDVDは英語と日本語の字幕と音声が選べます。
英語の歌を聞き、歌手の発音を真似て自分で歌うのも効果があります。
発音を外国人とまったく同じにうまくなるのは努力目標としては立派ですが、必要はありません。
ただし、相手に理解してもらう最低限のテクニックは必要です。
最低限発音テクニック その1、、、RとL
ローマ字では日本語の「ら」はRAと書きます。これは日本ごの[ら」は英語のRAに近いからです。
いや、ローマ字を作ったときにその時代の日本人の発音がそうだったか、又はローマ字を作ったときの
日本政府のお抱え外人顧問にそう聞こえたからだと思います。
私の考えでは(耳では)これは間違いです。
日本語の「ら」はRAとLAの両方の場合があり、中間の発音の場合も多いのですが、どちらかといえば
現在の日本語の「ら」はLAだと思います。
まず英語の単語がLの場合、今まで一生懸命発音していた英語の発音を忘れて日本語の[らりるれろ」
で発音しましょう。
Rの発音は[らりるれの」の前に小さい「う」をつけて発音すればOKです。
RA,RI,RU,RE.ROは「「ゥラ」、「ゥリ」、「ゥル」、「ゥレ」、「ゥロ」でばっちりです。
LAMP は「ランプ」、レインコートは「ゥレインコート」です。
今まで単語の試験でRかLかで迷ったことがあるでしょう。
でもこうしてRとLを区別して発音していれば迷うことは少なくなるでしょう。
最低限発音テクニック その2、、、TH
舌を軽く歯に当てるTHは日本語にありません。 ただ真似しましょう!
でもこの発音で苦しんでいるのは日本人だけではありません。 THEを「ダ」と言う人もアメリカにはいます。
単語の最後の子音
英語の単語は最後が子音(アイウエオ以外)で終わるのがほとんどです。
これも少し気をつけて真似をすればそれほどむつかしいことはありません。
「ありがとうございます」という日本語の最後の「す」は東京弁では「S」に近く、大阪弁の語尾のように「SUU」
とは発音しません。 もっとも大阪の人は「おおきにい」といいますが、、