英語で考える
外国語を使う上で一番の障害になるのは私たちの頭の中にある日本語です。
目で見る--->日本語で考える--->日本語で話したいことを組み立てる--->頭の中で翻訳する
という順に日本の人のほとんどは英語を使います。
これは仕方が無いことですが、練習によりある程度改良することが可能です。

つまり、りんごを見たとき通常は「りんご」という日本語が頭に入り「りんごはApple」と翻訳しますが
りんごを見たとき「Apple]という英語がすぐに頭の中で出てくれば良いわけです。

私がした練習方は非常に簡単で特別な教材も要りません。
電車に乗ったとき、運悪く座る席が無かったときがチャンスです。
窓の外を見てください。窓の外に見えるものをできるだけたくさん英語で言ってみます。
Road,River,Car,Train,Sky,Building,Sea,House,Mountain,,,,
色もいいでしょう、Red,Blue,White,,,
電車は走っていますので「あれ英語で何て言ったっけ?」とあまり長く考えていられません。
この練習で、目で見たものが英語で頭の中に入ります。英語で考えていることになります。

もうひとつ、簡単なことで誰でも言えるのに、実はたいへんむつかしいものがあります。
私はアメリカのヨット設計会社に行くためにこの練習が特に必要に感じました。
これをマスターすれば、日常の生活でも非常に英語が楽になります。
それは数字です。
数字の会話をマスターする方法で私がした方法を試してみてください。
長い階段があるところを探します。無ければ、散歩するとき大またでゆっくり歩いてください。
一段(一歩)につきひとつの数字を口の中でもごもご言います(恥ずかしくなければ大声で)
1から100まで滑らかに(歩調をくずさずに)言ってみましょう。
それができたら100から1まで逆に言ってみます。
これができたら、適当なところで逆戻りしたりします。

車の助手席に座っているとき前の車、すれ違う車のナンバープレートを英語で読むのも
いいかもしれません。

くれぐれも運転中は運転に集中して英語のことは忘れてください。
 
この練習をしていると、英語の単語が口をついて出てきます。
日本語が出なくなる傾向はありますが、少しの犠牲は必要でしょう?
外人とお散歩しているときに、会話が弾むことうけあいです。